終活でのパソコンやデジタルの整理について

それでは、どのようにしてパソコンの整理を行い、「デジタル遺品」「デジタル終活」などの終活時のパソコン整理対策をしていくのでしょうか？
少し具体的な内容を見てみましょう。

～託すためには、～
「デジタル遺品」「デジタル終活」などの終活時のパソコン整理をするうえで、一番簡単ながら、一番重要なのが、まずは起動時のパスワードをメモなどに残しておくことです。
家族・親族・知人などが起動できなければ話になりません。
パスワードロックなどで起動できない場合は、業社に頼むことになります。
その場合、起動だけでも3万円程度かかることは覚悟してください。
データを取り出すとなると、さらに追加費用（10万円など）がかかり負担が大きくなっています。
必ず、メモなどでどこかに残しておきましょう。

 

～隠すためには、～
「デジタル遺品」「デジタル終活」で、隠すことに重点をおく場合、一番簡単ながら、一番重要なのが、まずは起動時のパスワードを設定しておくことです。
家族・親族・知人などが起動できなければ第１段階としてはセーフです。
ただ、パスワードロックなどで起動できない場合は、業社に頼むことになるでしょう。
ですので、日常的な部分においてのパスワード設定は効果ありですが、もし仮にあなたに何かあった場合に業者が来たのなら、すべて見られることを覚悟して下さい。操作できないパソコンやスマートフォンを扱う業者をご紹介しておきます。

 

あなたで無くても、誰かが死亡し、亡くなった故人のパソコンや故人のスマートフォンなどの遺品からどのように重要な内容を調べるのか、取り出すのかは、専門家に任せる必要がある場合もあります。

 

パソコンの中身のデータについて、家族に残したいものってなんでしょうか？
人により違いますが、思い出の写真であったり、仕事や知人関係での書類であったり、インターネットの情報であったり、ネットでの契約情報であったり・・・
多くの内容があります。

もう一つのパソコン整理理由としては、誰にも見られたくないデータなどをどのようにすればよいのか。
ということです。
人により違いますが、何らかの写真であったり、インターネットの各種情報であったり・・・
多くの内容があります。

「デジタル遺品」「デジタル終活」などの終活時のパソコン整理対策をするうえで、一番簡単ながら、一番重要なのが、まずは不要なものを削除する。ということです。

遺族などに整理したパソコンのデータを見てもらう時に、不要なものがないスッキリとしたパソコンであれば、本当に見てもらいたいものが伝わりやすくなります。
また、遺族などに見られたくないものがあった場合、事前に削除しておかないと自分の死後大変なことになりかねません。