終活整理でのペットについて

終活でいろいろなことを整理していく中で、非常に悩ましいのが大切にしているペットです。
もはや家族と言っても良いぐらい可愛がっている人も多く心配事も付きません。
下記の内容を整理してエンディングノートに書き記したり、パソコンに保存しておきましょう。
それでは、ペットについて一般社団法人終活協議会認定　終活ガイドの資格を持つ私が、解説いたします。

まずは、ペット自身の情報を書き記しておきましょう。
最低限必要な情報としては、名前と、かかりつけの獣医、そして保険があるかどうかです。
それ以外には、ご自身の死後の取扱希望にもよりますが、生年月日・種類、性別、血統書の有無や番号、今までの病歴、予防接種の有無、避妊・去勢の情報、服用薬の種類とタイミング、食事（回数や 種類 ）について、散歩等日中の行動（散歩コース等）について、そして注意点やクセなども細かく書き記しておきましょう。
特にペット保険については多種ございますので、保険会社名・契約内容・保険会社への連絡先などの情報も必要です。

ご自身が入院中、もしくは対処できない状態で可愛いペットの寿命が来てしまったりした場合、どのように対処してほしいのかを記しておきます。
人間同様、お墓はどうしてほしいのか、埋葬場所や施設などを予め決めている場合には連絡先などの記載、ペット葬をどうするのか、こちらも施設等が決まっていれば書いておきます。
また、寿命を迎えなくても、ペットの治療などが必要な場合もあります。
かかりつけの獣医や、治療方法、費用についても用意しているのかどうか、もしくは誰にお支払をしてほしいのかなどの希望があれば書いておきましょう。

ご自身に何かあり、ペットは元気な場合、どのようにしてほしいのかをまとめておきます。
よくありますのが、
・誰に世話を頼みたいか。
・飼ってくれる人を決めている場合には名前と連絡先など。（承諾済みかどうかなども）
・世話してもらえるあてもないので、全く知らない人でも良いから世話してほしい場合には、お願いしたいペットショップやNPO法人があれば、連絡先も書き記しておきましょう。